中古住宅を購入して感じたメリットデメリット

築30年の中古住宅に住み始めて早10年、メリットもデメリットも色々あるなと感じます。
今回はその辺のメリットデメリットを少しまとめていきたいと思います。
メリット
購入価格
中古住宅のメリットの最大点はやはり価格ではないかと思います。
私が購入したのは都心まで電車で30分ほどの60坪ほどの築35年住宅です。
上物が新築と比べたら35%~40%位は安く購入できなのかなと思います。
この価格差に関してはデカいと思う人もいれば大したことないなと思う人もいると思います。
私は現在の家を購入するまでに新築と中古住宅を20件~25件位は見て回りました。
正直はじめはこんなに内覧をする予定ではなかったのですが、だんだん販売している住宅の内覧が面白くなってきて、2週間に1回は観に回っていました。
古民家や古めの物を好むタイプなので、新築を見に行ったときドコモあまり代わり映えしない住宅より個性的な中古住宅の方がテンションが上がっていたので、この価格差が新築住宅より中古住宅の購入の後押しになり、最終的には中古住宅の購入に至りました。
好みの立地で探す事ができる
好みの立地で探す事ができるのは新築の方じゃないかと思う人も多いと思いますが、そうでもないと私は思います。
土地から探して注文住宅を建てる位の予算があるのであれば確かに良い立地の住宅も購入できるとは思うが、建売住宅となると立地も中々そうもいかない。
建売もあちらこちらでは販売しているが、中古住宅の掘り出し立地の方が肌感になってしまうが、明らかに多かったと思います。
ただ建売は営業マンがガンガン情報を入れてくれるので、情報が入ってくるが、中古住宅に関しては自分である程度アンテナを張っている必要があります。
私はアットホームやホームズ等のポータルサイト等に自分の好みの条件を登録しておいて、条件に当てはまる住宅が登録されればメールで情報が飛んでくる等の設定をしていました。
ただ途中で探すのが結構楽しくはなっていたので、毎日のように更新情報を見たりしていました。
税金が安い
新築と比べて中古住宅は上物の評価価値が安くなるのでその分固定資産税が安くなります。
築35年ともなってくるとほぼ上物の価値はないようなものなので、ほぼ土地の評価価値に対しての税金となります。
自分好みにリノベーション(DIY)ができる
これも中古住宅を購入するメリット・魅力になるのではないでしょうか。
私は元々少しづつDIYをする予定でしたので、基礎や外壁・屋根等が問題なければ、後はある程度の庭と立地や眺めを重視していました。
私はベタですが1階をぶち抜きワンフロアーにし、庭にはウッドデッキを作り、芝生を庭部分全体に植えました。
やりたい事がまだまだあるのですが、最近は焦ってもしょうがないと思い、ゆっくりと自分ペースで行っています。
価値の下落率が低い
土地の価格は基本的にそこまで下がらないので、上物が元々安いので、下がる分とすれば上物の価格になるので、その分が新築と比べると下落分が少なく済むのかなと思います。
新築は初めて購入者が鍵を開けた時にかなりの率の価格が下がるとも言われていますので。
デメリット
修繕費がかさむ
やはり中古となると何かしらの修繕が必要な個所は遅かれ早かれ出てくるかと思います。
外壁や内装、水回りや照明等、劣化による修繕は下手すると毎年出てくる可能性もあります。
しっかりと修繕をしていけば今どき100年でも持つのかなとは思いますが、修繕をしっかりしなければ50年と持たないのではないかと思います。
冷暖房の危機の悪さ
築年数にもよりますが、古くなればなるほど使っている部材も古くなり、外気との遮断効果も悪いので、冬は寒く夏は暑いと肌で四季を感じれます。
個人的にはそこまで嫌いではないですが。
耐久性
最近の住宅は昨今の大地震の度に耐震基準が引き上げられているので、地震に対してもかなりの耐震性が担保されていると思いますが、基準が低い時の住宅は耐震性もそこまで無く建てられており、しかも築年数が経過しているので、その分劣化しているので、耐久性は悪くなると思います。
後付けの耐震補強を施工する事もできますが、施工費用が数百万円は当たり前なので、中々現実的な方法とも言えないのかなと思います。
まとめ
中古住宅購入にはメリット・デメリットと色々ありますが、私が思うに価格より、目的で判断するのも良いのかなとは思いますが、住宅購入の目的や理想に対してデメリットが耐えられるのであれば、中古住宅購入も検討をお勧めします。