消費者金融の借入がある人に朗報!固定金利フラット35の魅力を解説

消費者金融の借入がある人に朗報!固定金利フラット35の魅力を解説

「消費者金融の借入があると住宅ローンは無理?」
「フラット35なら住宅ローンが組める?」

このように、住宅ローンを検討していても消費者金融からの借入があり不安だという人も多いと思います。

そこで、この記事では消費者金融からの借入があっても可能な「フラット35」について解説していきましょう。

消費者金融から借入があると住宅ローン審査が通りづらくなる

消費者金融から借入があると、住宅ローンの審査が通らない可能性があります。

以下では、その理由を解説していきましょう。

消費者金融から借入があると審査が通りづらい理由

念願のマイホームのために住宅ローンを検討しているけど、消費者金融からの借入が審査に影響するのか気になっているという人もいるでしょう。

結論からいうと、消費者金融からの借入は住宅ローン審査に大きな影響を与えます。

「別のところから借りるのだから大丈夫なのでは?」と考える人もいるようですが、それも大きな間違いだと言えるでしょう。
なぜなら、あなたの借入情報は金融機関に共有されているからです。

消費者金融から借入を行うと、信用情報機関に履歴として登録されます。

その信用情報は、銀行などの金融機関に住宅ローン申請があった場合に調査のために開示できるため、その情報をもとに住宅ローン審査が行われます。つまり、消費者金融からの借入は立派な審査対象となるのです。

金融事故の履歴は5年間程度残る

過去に消費者金融から借入をしていた場合も、審査に影響するのか気になる人も多いでしょう。

特に過去、消費者金融からの借入で返済を遅延・滞納した場合も「金融事故」として処理され、信用情報機関に記録されます。

しかし、その履歴が永遠に残ることはありません。一般的に金融事故の記録は、5年程度で消えると言われています。

そのため、過去に借入をしていた場合でも5年以上経過していれば、住宅ローン審査への影響はないと言えるでしょう。

未申告は隠してもバレるのでNG

住宅ローン審査を通すために、消費者金融からの借入を隠した場合や未申告の場合もバレる可能性があるため注意が必要です。

先述の通り、住宅ローンの申請をすると金融機関は、情報機関からその人の借入情報を閲覧できます。そのため、本人が隠そうと思っても不可能です。

また、もしも未申告であることがバレた場合は、さらに信用情報に悪い影響を及ぼす可能性もあります。

消費者金融に借入れがある場合は、過去のことであっても忘れず申告するようにしてください。

フラット35は消費者金融の借入がある人に強い味方

消費者金融から借入があっても住宅ローンを組みたいという方には「フラット35」がおすすめです。

以下では、フラット35の特徴とメリットデメリットをお伝えしていきましょう。

フラット35の特徴

フラット35とは、長期固定金利型住宅ローンのことを指します。

通常の住宅ローンは、変動金利型といって金融情勢の変動に伴い、金利がアップする可能性があります。

フラット35は、ずっと同じ金利なので返済計画が立てやすいのです。

また、全国300以上の金融機関で取り扱いがあるため、銀行を選ばなくてもいいのが特徴です。

メリット・デメリット

フラット35のメリットは、以下の3つです。

  • 金利が一定だから安心
  • 保証人がいらない
  • 多彩なメニューがある

フラット35の魅力は、なんといっても返済金利が一定である点です。ずっと変わらない金利だから、安心して返済計画が立てられます。

また、保証人がいなくても住宅ローンが組めるのもメリットです。

その他にも、リノベや長期優良住宅に対応した多彩なメニューがフラット35にはあります。

次に、フラット35のデメリットを以下にまとめていきましょう。

  • 市場金利が低下しても金利は下がらない
  • 購入する住宅に基準が設けられている

フラット35は、金利が一定のため市場金利が下がっても変化しません。

つまり、市場金利が下がった場合は、フラット35の方が損になる場合もあるということです。

また、フラット35の審査を通すためには独自の基準が設けられており、どんな住宅にも適応されるわけではありません。

フラット35がおすすめの方

メリットデメリットを踏まえた上で、フラット35がおすすめな人は以下のような人に当てはまります。

  • 自営業の方
  • 消費者金融からの借入がある方
  • 過去に支払いを滞納したことがある方

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自営業の方

フラット35は、金利が一定なので収入が安定しない自営業やフリーランスの人に向いています。

また、勤続年数も問われないので、転職したばかりでも住宅ローンを検討している人にもおすすめです。

消費者金融からの借入がある方

過去に消費者金融からの借入があり、信用情報に不安がある人にもフラット35はおすすめです。

ただ、他の住宅ローンよりも審査が通りやすいというだけで、必ず通るわけではないので注意しましょう。

過去に支払いを滞納したことがある方

フラット35は、過去にクレジットカードの支払いや引き落としを滞納したことがある人にもおすすめです。

審査項目が他の住宅ローンよりも少ないため、審査が通りやすいでしょう。

まとめ

ここまで、消費者金融からの借入がある人でもおすすめのフラット35の特徴を解説してきました。

借入状況や返済状況は人によって異なります。

フラット35をご検討の方や借金があり不安だという方は、まず住宅ローンの専門家に相談してみることがおすすめです。